
ひまわり日記スタッフによるブログです
2012-5-25-22:40
再デビュー
新緑の5月に、ペパーミントの緑色がよく似あう。
彼女は7年ぶりにペパーミント色のお酒「モヒート」とともに赤坂に戻って来た。
お帰り。よく来たね。
以前ひまわりで、働いていた彼女は、人生の転換期を迎えたらしい。
「大変だったね、自分で決めたこと?」
「そう。自分が変わらないと何もかわらないから」
早速、彼女は「見習いさん」から始め、一生懸命手さぐりで7年のブランクを埋めていきました。
–頑張って!とみんなの暖かい声援をうけながら。
ちなみに、ひまわりでは、「見習いさん」といって研修期間があり実際のお座敷で、先輩に教えてもらいながら、仕事を覚えてもらっています。
なんとか頑張って、お座敷の勘も戻りつつ、
接客の楽しさ、お座敷の空間の心地よさを思い出して、見事に彼女は、よみがえって再デビュー。
前によく伺っていたお店の女将さんから、「またこれからもウエルカムよ」の一言に涙がぽろり。
そんな彼女を救ってくれたのは、友人に連れられていったキューバのサルサダンス教室だそうです。
先日私も彼女にサルサダンス教室に連れて行ってもらいました。
昔から羨ましいほどスタイルのいい彼女は、今や先生になれるほど上達していて、
高いヒールで解放感にみちあふれて踊る姿は、とっても素敵だった!!
人生は、必ずしも願ったとおりには展開しないことがわかった彼女の未来は、
まだ不透明だけど、人は行動することで内側から明るい輝きを放つようになるのですね。
ひまわりの仲間の励まし。そしてサルサ。
ひまわりは彼女の新たな夢だけでなく、みんなのそれぞれの夢を応援する場でありたいと願っています。
気がつけば、サルサもモヒートも知らなかった私が一番はまってしまっていた。
Let’s bigin salsa dancing together.
2012-5-11-23:24
不肖の弟子
稲荷山の三つの 燈し火明らかに
心を磨く鍛冶の道
いよいよ小鍛冶の曲にはいりました。嬉しいです。
最初の発表会で聞いた時、すてきな曲!!といつか私もと憧れの曲です。
お三味線を習い始めて、ついうっかり半年休んでしまったり、、での、はや4年、、
昨年の夏に赤坂の榮林さんで、師匠が「舞友会」という大きな発表会をしました。
50名もきてくださいました。。
いっちょまえにお弟子の一人として、「松の緑」と「末広狩り」を演奏させていただきました。
末広狩りは、はじめてお囃子をつけていただき、どうなることやらと思いまして、
さすがに一か月前からは、とにかく毎日練習しました。
それでも、、本番は、緊張で最初から間違ってしまいましたが、
今となってはとてもいいい思い出です。
終わってからの懇親会の中華料理も、大好評で、楽しいひとときでした。
歌舞伎の音楽『長唄』の中で育った、長唄三味線は、歌舞伎のあらゆる場面や情景を表す
とても豊かな表現をもっています。と、解説されていましたが、本当にバチバチ弾いても
しんなり弾いても、なんともいえない音色たちです。
さて、小鍛冶のお稽古が始まり、聞くのと弾くのでは、大違い、、
せっかくですが、今の私には、難しいかも?と師匠に申しあげたら、
『一度や二度のお稽古できるできないは決まられません。長唄は難しいのです。
それにこれ以上易い曲もそんなにありません!』
あちゃ~ も、もちろん!心磨いて、がんばりますとも!!